僭越ながら一言。

クレーマー花子じゃありませんが、私はアレルギーに関してはたまに、企業のお客様窓口にメールします。治療に必要で、必要に迫られてって場合もあるんですけどね・・・

アレルギーメニュー充実のための草の根メール運動

アレっ子育児してると、たまにあるんです。「アレルギーの何が悪いんじゃ、おりゃー！」とクレーマー化したくなる瞬間が。そこをグッとこらえて本社にメールです。マニュアルで働いている人たちに、不満をぶつけても解決しません。マニュアルを変えられる人に気持ちを伝えましょう。

基本的には、『こんなメニューがあったらいいのに』『キッズメニューのこれをこっちのメニューと交換できたら助かります』みたいなことを書いて、『返事は不要、御社の今後の改善に期待します』で終了です。一本、メールするだけ。地道な運動ですが、効果を感じたこともあります。対応してくれた会社には、ご恩返しに全力で応援します。

最近、アレルギーの子供も多いですし、外食しづらいアレっ子ファミリーが安心して食べに行けるというのは、競争の激しい外食産業では大きなアピールポイントになると思います。外食産業の皆様、ご理解の程よろしくお願いいたします！

アレっ子育児で起きた最大に悲しかったこと

某有名ホテルのバイキングに行った時のことです。

バイキングだったら食べれるものを取ればいいし、有名ホテルだったら対応もしっかりしているだろうと思って、あえていい所を選んだのですが、予約時に、

「メニューにアレルゲン表示はされていますか？」と確認したら、

「アレルギーがあるのですか？」

と聞かれ、会場でも表示はされているのですが、アレルゲン表示の一覧表も事前にメールで送られてきました。そして当日、レストランの席に係りの人が来てもう一度アレルゲン一覧表を渡され、

「ここに書いている通りじゃない事もある」

「他のものが混ざる危険もある」

「トングなどは共有なので万全ではない」

と色々言われました。正直、『ここに書いてる通りじゃない』ってどやねんて感じですが、黙ってウンウンと聞いていたら、その後、責任者という人もぞろぞろ部下を引き連れて現れて、同じような事を話されました。正直、帰ろうかなと思いましたが、なんだか大人気ないので、黙って聞いていましたが、そこまで厳重に客に説明する意味がわからず、「何か起きても責任持てない」「迷惑だ」と言われているようで悲しくなりました。あのホテルはもう二度と利用しません。

面倒臭い客でごめんね

高級焼肉店で、ビビンバの上に温泉卵を乗せないでほしいと頼んだら、

『卵アレルギーですか？』と聞かれ、

『載せないことはできるが、アレルギーに対応したメニューではないので、どこで卵が入るか分からない。それでもよろしいですか？』

と確認にきました。分かりましたと言って出してもらいましたが、本当に悲しくなります。

『じゃあ、元々温泉卵が載ってない白ご飯だったら卵入らないの？』

『そもそも、生卵が別のメニューに混入するとか、衛生面でもおかしいでしょ？』

と言ってやりたいです。（ここにぶちまけるのが関の山のコミュ障ですが）でも、こういう対応本当に多いんです。とりあえず、責任持てないよとだけ言いに来るお店。

高級なところに行けば、多少メニューをアレンジしてくれるかなと期待もあったのですが、値段と対応は比例しないということがよく分かりました。そもそも、アレルギー対応できないっていう所も多いですけど、一覧表を準備していても、全部丸印つけてるだけで適当なところもあるし、ただ単にめんどくさい客と思ってるのが見え見えのお店もあります。

チェーン店でも色々

チェーン店だと、マニュアルガチガチで、「決まった通りにしかできない」と、ちょっとも変えてくれない所と、「マヨネーズなしで」というと「アレルギーですか？」と聞いてくれて「こっちの材料にもマヨネーズが事前に練りこまれているのですが、大丈夫ですか？」とか聞いてきてくれる所もありました。個人の力量・タイミングなど、その時によるんでしょうが、チェーン店ではまだ望みがあります。

レストランを決めて、ここなら行けるだろうと事前にメニューを確認して、いざ着いたら、押し問答の挙句「責任持てませんがいいですね？」みたいな確認をされ、気分悪く食事をしたり、諦めて帰ったり。すっごく疲れますよね。めげますよね。アレっ子育児してる方は、こんな経験あると思います。

自分やター兄の為である事ははもちろんですが、少しでも仲間達ーアレっ子達やそのパパママ達ーが安心して楽しく、食事に出かけられたら。そんな思いで、草の根メール運動、これからも続けていきたいと思います。

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